僕と彼女の日常。 彼女が「いっそあなたの手で死にたい。」と言ったので、仕方なく彼女の首を絞めた。 彼女の表情が徐々に歪んでいく。呼吸ができなくなって体が痙攣を始める。 それをお構いなしに、僕は彼女の首を絞める。キリキリと、キリキリと。 やがて彼女がピクリとも動かなくなった。口からヨダレを垂らししている。 僕が絞めていた手を緩めて声をかけると、彼女は何事もなかったかのように返事を返してきた。 僕の3分を返してほしいな、と思った。 まえへ とっぷ つぎへ