「僕と彼女の日常」完結しました。
ずっとあの調子で続けてもいいなぁ、と思っていたんですが、話のネタが尽きるのが怖かったので…。
何か別の形でまた描きたいな、とは思っています。

では、言い訳臭い補足兼描いた経緯などを書かせていただきたいと思います。
「いらねー」って人はどうぞスルーで。

「僕と彼女の日常」、最初の漫画だけシャーペンで描いてます。
これは高校の時授業中に思いついて描いたのをそのまま載せています。
そう、この漫画は数学の授業中に、ベランダを見てたらなんとなく思いついたのをなんとなく思いつくまま描いていった感じですね。
友人に自信満々に見せてそこそこいい感想をもらえたのを覚えています。
『僕』が最後に死ぬというラストを思いついたのは5ページ描いたあたりです。子供が車に轢かれても死ななかったやつです。
そのあたりから少し世界観について考え始めました。
彼女以外の人は死なないのか?何故彼女が毎日のように飛び降り自殺をしていても誰も干渉しないのか?を考え始めました。
そして、この世界の人々は、寿命以外では死なない人だと考えました。
『僕』という人間を除いて。
いつも『彼女』の死を冷静に見届けている『彼』。『彼女』の飛び降りた死体や彼女の血を拭いたりしている、自殺している『彼女』のもっとも身近な人物、『彼』。
実はその『彼』だけは、どんなことをしても死なない『彼女』と違って、私たちと同じように死ぬ体だった。
考えたと散々言いましたが、まぁこれも、なんとなくの思いつきです。深い考えはないです。
『彼』だけ死んだら面白いかなぁと。
そう思ってあのような最終回になりました。
その後の『彼女』はどうなるのか、私は考えていません。
『僕』がいなくなった『彼女』はこれからどんな生活を送るのでしょうか。
この世界観は私はとても気に入ったので、また別の形で何か描きたいなぁと思います。

この長い文章を読んでくださった方、ありがとうございます。
そして「僕と彼女の日常」を好きだと言ってくださった読者の皆様、ありがとうございました。
毎回更新をしてコメントをもらった時、とても励みになりました。
これからも思いつく限り描きたいと思います。